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ICOに参加する場合は自分で判断出来る知識を|情報を鵜呑みはNG

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ICOが色々なところで発生していて、毎日どこかしらで新しいものが発表されているように思います。以前乱立するICOに対して警鐘を鳴らす記事を書かせていただきました。

日本だけでなく、海外のICOにも気軽に参加出来てしまう状況ですので、参加する前にきちんと自分で予習をし、判断する知識を得るようにしましょう。

そこらへんに落ちている情報を鵜呑みにしないよう気を付けましょう。

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ICOトークンセールは投資ではない

細かい部分ではあるのですが、投資というのは、すでに価値を持ったものに出資することであり、ICO時点では価値を持たないトークンに出資することは厳密に言えば投資ではありません。

寄付や、購入者という言い方をされる傾向にあります。

実際にICOで購入するトークンというものは、上場しているわけではありませんので、その時点では価値を持ちません。

資金調達側が、トークン保持者に配当を出すなど、付加価値をつけることは可能です。

仮想通貨取引所が行うICOなどではこういうケースが多いですね。

投資業界にはこれだけでなく、細かい部分がかなり多くなってきます。

例えばこのトークンですが、仮想通貨と意味合いは変わりません。上場して価値を持ち、流通しているかどうかの違いと言えばそれまでですし、もっと細かい違いがある!という人もいるでしょう。

ただ、私たち投資家・・・ではなく購入者側が気にすべき点はそういう細かい言葉ではないと思います。

ICOで注目すべき点とは

ICOというのは、企業が発案したプロジェクトを達成するために、資金を一般から仮想通貨を使って集めるタイプの資金調達になります。

そのため、企業側は、そのお金を使ってどんなプロジェクトをするつもりなのかを購入者側に事前にきちんと伝える義務があるわけです。

そしてそのプロジェクトを伝えるためにあるのがホワイトペーパーです。

ホワイトペーパーには、その企業がどこの国にあるか、どんなプロジェクトなのかということだけでなく、その先行き、予定まできちんと記載されているべきです。

また、開発チームのメンバーが写真付きで紹介されていることも大事です。

何せ私たちはこのホワイトペーパー+アルファ程度の少ない情報で、そのICOの信頼度について判断をしなければいけないわけです。

この判断を間違えてしまうと自分の損失になってしまいます。

ホワイトペーパーで大事な点

私はもう口癖のようになってしまっているのですが・・・

ビジョンはすごいと思うけど・・・本当に出来るの?

基本的にICOのホワイトペーパーなんて1回読んだだけならほぼ全てがこの感想になります。

ですから、何度も何度も読み返して自分で納得出来るまで理解するのです。

そしてこのホワイトペーパーを読んでいく上で、特に見なければいけない点を書きます。

・上場は決まっているか。決まっているのであればいつ、どこに上場か。

まずこれは非常に大事な情報です。

前述のように、上場しないうちはICOで購入したトークンそのものに価値がありません。

また、上場しなければ当然時価総額さえわからない状態であり、そのトークンを売却することも出来ないので、資金が拘束され続けます。

もしも短期売買、投資よりも投機・・・あ・・・投資的購入者よりも投機的購入者であろうと考えるのであれば、特にこの上場情報、時期は非常に大切ですね。

・資金調達後のスケジュール

こちらは投機的購入者ではなく、投資的購入者。つまりプロジェクトに賛同し、長く応援していくことでリターンが発生して欲しいと思うタイプには欠かせない部分になります。

上場直後は欲VS欲といった感じで、単純に金融商品として暴れます。

しかしその後安定して上昇していくかどうかについては、プロジェクトが成功していくかどうかが鍵になることは言うまでもありません。

2つの注目点をおさらい

ホワイトペーパーは本当に何度も何度も読むべきですが、ボリュームもかなりありますし、海外ICOだとわかりにくい表現も多くなってきます。

最悪でも今書いた、「上場情報」と、「スケジュール」だけは詳しく調べて下さい。

詐欺詐欺と騒がれる案件も世の中には多くありますし、その案件を良案件と言う人もいます。

つまり、結局のところ見る人によって捉え方も変われば見立ても違い、そしてどちらが正しいかは結果を見るまでわかりません。

自分の身を守れるのは自分だけです。

上場しないとなると、投資金の回収は不可能になりますから、詐欺詐欺言われても仕方ない部分ですし、上場してもプロジェクトが進まないようなら、値上がりの可能性などほとんどありません。

投機目的であれば上場情報を特に!長期目的であればプロジェクト内容を特に念入りに調べるようにして下さい。

まとめ

昨今のICOでは、紹介制度、紹介ボーナスが当たり前のようについています。

その報酬欲しさに、大した知識もないまま「絶対儲かる!」というような買い煽りをする人もかなりいます。自分のお金を投資するかどうかの判断なので、他人任せではなく、自分できちんと決めましょう。

上場が決まっているICOでも、どこの仮想通貨取引所に上場するかはICOによってマチマチなので、多く開設しておくといいでしょう。

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